湘南アルプス：Gaining Through Losing：SSブログ

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湘南アルプス　[山] [編集]

東海道線、大磯駅。

2/2(日)、
駅の後ろの小さな山を歩くために山の会で大磯にやってきた。
この山、低いながらも湘南アルプスと呼ばれている。
「低山だからって馬鹿にできんぞー！」と
山の会の会長が言うけど
そういう会長、いつもと違ってリュックは小さめ、
帽子は町歩きっぽいこじゃれていた。

駅を出て左側へ、平塚方向へ線路沿いを歩いていると
雨がぽつり、ぽつり。
天気予報は一時的に弱雨、のちに晴れ。
じきに晴れるだろうからと予定どおり歩き続けることに。

東海道の史跡を見ながら、
ぽっつら、ぽっつら化粧坂をゆく。

高来神社。

神社の奥から湘南アルプスにとりつくことに。

まず目指すは高麗山。

自然林の中、とぼとぼ登ってゆく。
杉や檜の植林じゃないのは、歩いていて気持ちいい〜♪

最後に石段を登って高麗山頂上に。

昔、奥社があったのか広い空き地になっていて、
端の方に小さな祠が鎮座していた。

その祠のわきを進んで八俵山、浅間山へ。

ちょっと登っただけで大きな木々に囲まれて、
山の雰囲気たっぷり。

「ここ、いいね〜」
「新緑にも来たいね」
「秋もいいんじゃない」
「また、来たいね」
誰とも無く出てくる言葉。

甘い香りがすると思ったら、
斜面の一画に水仙がいっぱい！！

水仙の近くには彼岸花の群生地になっていたけど、
この時期、その存在を見つける事はできない。
今は地中深く、球根で寝ている時期だ。

春を待つ冬枯れの雑木林。

浅間山。

小さな浅間神社？

この後ろに一等三角点。

標高180ｍほど。

残念なお天気だったので、
ここから富士山は見えず・・・。

浅間山のベンチとテーブルでお昼休憩して、湘南平へ。

湘南平のテレビ塔。
なんだか近そうで遠そう…。

歩いてみれば案外近かった。

湘南平。

昔は千畳敷と呼ばれ、公園に整備する時に湘南平と名称変更。
桜の木が多く、時期になればお花見客で賑わうそうだ。

テレビ塔と対峙するレストハウスの展望台からの眺め。

残念！！
天気が悪くて富士山、丹沢の山々が見えず！！

歩いてきた海側。
あそこから歩いてきたかと思うと
「すごいぞ、私！」って気分。

湘南平に来ると今までの山の雰囲気が無くなり、
整備された公園を歩いて住宅街へ。

車道に下り立った辺りは敷地が広くこだわりのある家屋が多く、
セレブ感たっぷり。
見慣れない立派な家々を眺めて東海道線の線路をくぐり、
島崎藤村の家を見学してゆく。

茶室に使われた部屋からの庭は
苔が美しく、
小さいながらもほっとする空間だった。

ここ、無料。

せっかく大磯に来たのだから、
「魚を食べて帰ろう」
「お土産に干物を…」となり大磯港へ。

14時45分すぎの港近くの食堂はどこも閉まっていた。
もちろん干物を売っている店も。
イカが一つ天日干しの網の上に残っていたけど、
誰も横目で見るだけで買っていかない。
なんでかな〜。

海の幸を諦め大磯駅へもどりハイキングはおしまい。

山あり海ありの湘南アルプスハイキングは、
のほほん遠足気分で歩くには良い所でした。
次はクロをお供にして行こうかな〜。

そうそう、駅前のパン屋「パンの蔵」のパンは美味しかった〜♪
それと「地場屋ほっこり」で買ったトマトの甘いこと、
久々に美味しいトマトを食べたぁ