鍋割山(丹沢) [山]
4月21日(土)、丹沢の鍋割山に男女8人で登ってきました。
初めて鍋割山に登ったのは15年前の秋でした。
山頂の真弓の赤い実がとても綺麗で、
金冷シへ続く稜線には大きなブナの木があって、
雰囲気がとても良かったのを覚えています。
ただ、天気が悪く、展望がなかったので
いつか、季節を変えて天気の良い時に登ろうと思ってました。
でもなかなか行動に移す事ができず15年(^_^;)
そんなになってしまったのは
大倉のバス停から山にとりつく地点まで
約1時間半以上の林道をだらだらと歩くのが嫌だったのがあります。
林道歩きを短くするのに
タクシーで渋沢駅から県民の森ゲートで行く方法があったのですが
一人でタクシーに乗るのもチョットなぁでした。
今年になって、
このまま、登りたい、行ってみたいとずーっと思い続けているのが嫌になり、
この計画を山の会に出したら、
8人の参加が決まりました(^.^)
それもベテランさんばかり。
中には丹沢をホームゲレンデにしている人もいて、
心強いメンバーになりました。
そうして4月21日、鍋割山山行の日を迎えました。
天気はバッチリ晴れ!
4月の平均気温よりかなり高く
関東内陸部では真夏日になる予報が出た日です。
計画通り渋沢駅からタクシーで県民の森ゲートまで行き、
歩き始めました。
歩き出して約15分、
大倉から3.5km地点に合流。
ウツギの花。
私の感覚では5月の花なんですけど、もう咲いてました。
旧日本山岳連盟の初代会長の像。
うんうん、15年前もこの像の前を通ったっけ(^.^)
二俣まで来ました。
おおー!
山蛭対策用の塩がある!!
15年前はこんの無かったよ(>_<)
蛭が出るのは東丹沢だけだったのに
こっちの方まで出るようになったんですね!
まだ蛭が出る時期には早いけど
念のため蛭対策の塩は持って来たし、
歩き出す前に蛭避けスプレーを持ってきていた人に
借りて靴やズボンの裾にスプレーしておきました(^ヘ^)v
勘七沢を渡っていきます。
小丸尾根への分岐。
小丸尾根は「遭難が多い」だって!
私達は小丸尾根への道を横目に先へ。
前方に見えるはこれから行く稜線。
遠いなぁ。
タクシーで林道をショートカットしたわりには
林道歩きが長いような。。。(;´_`;)
ホントにあそこまで登って歩けるのかな。。。
名物の水入りペットボトル。
鍋割山荘まで水を運ぶ協力のお願いだけど
私達グループ、誰も協力せずスミマセン!
キターっ! 山の取り付き点!
いよいよ登りの始まりです!
えっちら、こっちら!
15年前、こんなに明るい雑木林じゃなかったはず・・・。
暗い植林の中だった・・。
記憶違いか、植え直したのか・・・・。
ふぅ〜!
後沢乗越まで登って来た。
ここから尾根歩き。
一休みして、鍋割山に向かって尾根を登り始める。
左手にちょこっと白い頭の富士山が見えてきた。
登るにつれて、姿をあらわす富士山。
登るから見えてくるってイイネ!
満開のマメザクラ♪
富士山とマメザクラ!
皆さん、撮らずにいられません!
Sさんが、素敵な構図を教えてくれました。
桜の枝の額縁に入った富士山です(^.^)
さすがSさんです。
そのSさんが鍋割山に続くこの稜線、
沢野ひとしの本「てっぺんで月を見る」に「幸せの小径」として出てくると
嬉しそうに言います。
そうそう!と私もニコニコ(^.^)
沢野ひとしの「てっぺんで月をみる」を
共有できる人がいるなんて、
嬉しいわぁ!
まして、この日は青空で富士山、桜、新緑、「幸せの小径」そのもの。
はぁはぁと登りに息がきれるけど
こんな素敵な尾根道を歩けて幸せ(^.^)
ついに鍋割山山頂です!!
富士山最高!
相模湾も見える!!
15年前は曇って展望無しだったから、
わからなかったけど
こんなに素晴らしい景色が見えるなんて!
鍋割山、最高\(^_^)/
山頂にある鍋割山荘。
本格的鍋焼きうどんが有名で、
鍋割山で鍋焼きうどんを食べるっていうのが人気を得ている。
この日も食べている人が多くいました。
名物の鍋焼きうどんは時間がかかるので
昼食にしないように言っておいたので、
皆さん、持参のお弁当で昼休憩です。
富士山見ながら食べたかったけど
場所取りしてくれた人が選んだのは、
こちら、桜の下で相模湾を見ながらでした。
食べ終わって、早々、昼寝する人が。。。!
わかる、わかる、こんな気持ちいい山頂だものねぇ(^.^)
約45分ほど昼休憩して、鍋割山から下山開始。
金冷シまで登ったり、下ったり。
塔ノ岳から丹沢山つづく山並み。
いつか歩きたいな(^.^)
振り向けば富士山。ヤッホー!
小さなピークの小丸。
小丸を過ぎると小丸尾根の下り口があった。
目立つ「ご注意!」看板。
ロープまで張ってある。
かなり荒れて迷う道のよう。
沢野ひとしの「てっぺんで月を見る」では
ここから小丸尾根で下山している。
私達はそのまま歩いて来た道を進む。
近づいてきた大倉尾根。通称「バカ尾根」。
あそこを下って帰る。
15年前と同じルートだ。
違うのはこの時点で膝が少し笑ってる。
おいおい大丈夫かしら私(^_^;)
奇っ怪な樹形のブナ。
ニョキニョキ生えるはバイケイソウかな?
シロガネソウ♪
かわいいリンドウ、さて何リンドウかな?
足下の花に癒され、歩いていきます。
大倉尾根とぶつかる金冷シに到着。
ここからバカ尾根(大倉尾根)を下って大倉へ。
地図のコースタイムは2時間5分だけど
下りの苦手な私がいるから、もっとかかるだろう。すみません!
疲労軽減の為、金冷シからストックを使いました。
大倉尾根に入ってすぐにコイワザクラを発見♪
なんてかわいい花なんでしょう!
この日、見たのはこの1株のみ。
帰宅して調べたら、檜洞丸から犬越路の間に
コイワザクラが多く見られるらしい。
来年の今頃はそっちに行ってみようかな(^.^)
大倉尾根から富士山。
すごい眺め!
これを見ながら下るって贅沢\(^_^)/
花立山荘の桜が満開!
花立山荘。
暑いので、思わずかき氷を食べちゃいました。
山でかき氷、初めてかも!
ほてった身体が少し冷えて生き返りました(^.^)
この後、どんどこ下って、下って、下るだけ。
見晴らし茶屋で一休みして、
また下って、下って、下って、
テント場の脇を抜けて・・・。
宴会?しているグループの脇を通過。
さらに下って観音茶屋を過ぎて、
噂の丹沢クリステルさんとご対面!
クリステルさんが何故、いつからここにいるのか知らないけど
15年前はいなかったよね?
クリステルさんから7分で大倉に到着!
休み休みで金冷シから約3時間でした。
かかりすぎ?
仕方ありません、かき氷食べたり、眺めがいい所で撮影タイムなど
急がず、慌てずのんびりと歩いてましたから。
そんな風に時間を気にしないで歩けるのも
大倉から渋沢駅までバス、
渋沢駅からの電車(小田急線)の本数が多くあるからです。
景色の良さはもちろんですが
この交通の便の良さこそキツイ大倉尾根の人気を支えている一つだと思います。
こうして無事に15年前と同じ道のりを歩けました。
かなりヨレヨレになり
昔と今、違う自分に(´・ω・`)ショボーン
あの頃は若かったぁ。
こんなに疲れて無かったもの。
寄る年波には勝てぬ…ってこの事!?
そんな事を思うのはすれ違う登山者のほとんどが若者だったからもある!
15年前は、年上ばかりだったのに・・・・。
ふうぅぅ・・・、
いくら頑張っても、年をとる事には逆らえないって事ですね(^_^;)
大倉尾根を下山中に思い浮かんだ情景がありました。
それは栄光の岸壁(新田次郎著)で
主人公と謎の復員兵が大倉尾根を歩くシーンです。
帰宅した晩にそこだけ読み返してみたら、
謎の復員兵が塔の岳山頂で主人公に言うのです。
アルピニストの条件は4つだと。
1、健康な肉体
2、意志の強固
3、謙虚
4、情緒
なるほど ∈( ̄o ̄)∋
■今回のコースタイム
県民の森ゲート8:45---後沢乗越10:16---11:45鍋割山12:30---
---小丸13:02---金冷シ13:42---立花荘14:15---16:34大倉
初めて鍋割山に登ったのは15年前の秋でした。
山頂の真弓の赤い実がとても綺麗で、
金冷シへ続く稜線には大きなブナの木があって、
雰囲気がとても良かったのを覚えています。
ただ、天気が悪く、展望がなかったので
いつか、季節を変えて天気の良い時に登ろうと思ってました。
でもなかなか行動に移す事ができず15年(^_^;)
そんなになってしまったのは
大倉のバス停から山にとりつく地点まで
約1時間半以上の林道をだらだらと歩くのが嫌だったのがあります。
林道歩きを短くするのに
タクシーで渋沢駅から県民の森ゲートで行く方法があったのですが
一人でタクシーに乗るのもチョットなぁでした。
今年になって、
このまま、登りたい、行ってみたいとずーっと思い続けているのが嫌になり、
この計画を山の会に出したら、
8人の参加が決まりました(^.^)
それもベテランさんばかり。
中には丹沢をホームゲレンデにしている人もいて、
心強いメンバーになりました。
そうして4月21日、鍋割山山行の日を迎えました。
天気はバッチリ晴れ!
4月の平均気温よりかなり高く
関東内陸部では真夏日になる予報が出た日です。
計画通り渋沢駅からタクシーで県民の森ゲートまで行き、
歩き始めました。
歩き出して約15分、
大倉から3.5km地点に合流。
ウツギの花。
私の感覚では5月の花なんですけど、もう咲いてました。
旧日本山岳連盟の初代会長の像。
うんうん、15年前もこの像の前を通ったっけ(^.^)
二俣まで来ました。
おおー!
山蛭対策用の塩がある!!
15年前はこんの無かったよ(>_<)
蛭が出るのは東丹沢だけだったのに
こっちの方まで出るようになったんですね!
まだ蛭が出る時期には早いけど
念のため蛭対策の塩は持って来たし、
歩き出す前に蛭避けスプレーを持ってきていた人に
借りて靴やズボンの裾にスプレーしておきました(^ヘ^)v
勘七沢を渡っていきます。
小丸尾根への分岐。
小丸尾根は「遭難が多い」だって!
私達は小丸尾根への道を横目に先へ。
前方に見えるはこれから行く稜線。
遠いなぁ。
タクシーで林道をショートカットしたわりには
林道歩きが長いような。。。(;´_`;)
ホントにあそこまで登って歩けるのかな。。。
名物の水入りペットボトル。
鍋割山荘まで水を運ぶ協力のお願いだけど
私達グループ、誰も協力せずスミマセン!
キターっ! 山の取り付き点!
いよいよ登りの始まりです!
えっちら、こっちら!
15年前、こんなに明るい雑木林じゃなかったはず・・・。
暗い植林の中だった・・。
記憶違いか、植え直したのか・・・・。
ふぅ〜!
後沢乗越まで登って来た。
ここから尾根歩き。
一休みして、鍋割山に向かって尾根を登り始める。
左手にちょこっと白い頭の富士山が見えてきた。
登るにつれて、姿をあらわす富士山。
登るから見えてくるってイイネ!
満開のマメザクラ♪
富士山とマメザクラ!
皆さん、撮らずにいられません!
Sさんが、素敵な構図を教えてくれました。
桜の枝の額縁に入った富士山です(^.^)
さすがSさんです。
そのSさんが鍋割山に続くこの稜線、
沢野ひとしの本「てっぺんで月を見る」に「幸せの小径」として出てくると
嬉しそうに言います。
そうそう!と私もニコニコ(^.^)
沢野ひとしの「てっぺんで月をみる」を
共有できる人がいるなんて、
嬉しいわぁ!
まして、この日は青空で富士山、桜、新緑、「幸せの小径」そのもの。
はぁはぁと登りに息がきれるけど
こんな素敵な尾根道を歩けて幸せ(^.^)
ついに鍋割山山頂です!!
富士山最高!
相模湾も見える!!
15年前は曇って展望無しだったから、
わからなかったけど
こんなに素晴らしい景色が見えるなんて!
鍋割山、最高\(^_^)/
山頂にある鍋割山荘。
本格的鍋焼きうどんが有名で、
鍋割山で鍋焼きうどんを食べるっていうのが人気を得ている。
この日も食べている人が多くいました。
名物の鍋焼きうどんは時間がかかるので
昼食にしないように言っておいたので、
皆さん、持参のお弁当で昼休憩です。
富士山見ながら食べたかったけど
場所取りしてくれた人が選んだのは、
こちら、桜の下で相模湾を見ながらでした。
食べ終わって、早々、昼寝する人が。。。!
わかる、わかる、こんな気持ちいい山頂だものねぇ(^.^)
約45分ほど昼休憩して、鍋割山から下山開始。
金冷シまで登ったり、下ったり。
塔ノ岳から丹沢山つづく山並み。
いつか歩きたいな(^.^)
振り向けば富士山。ヤッホー!
小さなピークの小丸。
小丸を過ぎると小丸尾根の下り口があった。
目立つ「ご注意!」看板。
ロープまで張ってある。
かなり荒れて迷う道のよう。
沢野ひとしの「てっぺんで月を見る」では
ここから小丸尾根で下山している。
私達はそのまま歩いて来た道を進む。
近づいてきた大倉尾根。通称「バカ尾根」。
あそこを下って帰る。
15年前と同じルートだ。
違うのはこの時点で膝が少し笑ってる。
おいおい大丈夫かしら私(^_^;)
奇っ怪な樹形のブナ。
ニョキニョキ生えるはバイケイソウかな?
シロガネソウ♪
かわいいリンドウ、さて何リンドウかな?
足下の花に癒され、歩いていきます。
大倉尾根とぶつかる金冷シに到着。
ここからバカ尾根(大倉尾根)を下って大倉へ。
地図のコースタイムは2時間5分だけど
下りの苦手な私がいるから、もっとかかるだろう。すみません!
疲労軽減の為、金冷シからストックを使いました。
大倉尾根に入ってすぐにコイワザクラを発見♪
なんてかわいい花なんでしょう!
この日、見たのはこの1株のみ。
帰宅して調べたら、檜洞丸から犬越路の間に
コイワザクラが多く見られるらしい。
来年の今頃はそっちに行ってみようかな(^.^)
大倉尾根から富士山。
すごい眺め!
これを見ながら下るって贅沢\(^_^)/
花立山荘の桜が満開!
花立山荘。
暑いので、思わずかき氷を食べちゃいました。
山でかき氷、初めてかも!
ほてった身体が少し冷えて生き返りました(^.^)
この後、どんどこ下って、下って、下るだけ。
見晴らし茶屋で一休みして、
また下って、下って、下って、
テント場の脇を抜けて・・・。
宴会?しているグループの脇を通過。
さらに下って観音茶屋を過ぎて、
噂の丹沢クリステルさんとご対面!
クリステルさんが何故、いつからここにいるのか知らないけど
15年前はいなかったよね?
クリステルさんから7分で大倉に到着!
休み休みで金冷シから約3時間でした。
かかりすぎ?
仕方ありません、かき氷食べたり、眺めがいい所で撮影タイムなど
急がず、慌てずのんびりと歩いてましたから。
そんな風に時間を気にしないで歩けるのも
大倉から渋沢駅までバス、
渋沢駅からの電車(小田急線)の本数が多くあるからです。
景色の良さはもちろんですが
この交通の便の良さこそキツイ大倉尾根の人気を支えている一つだと思います。
こうして無事に15年前と同じ道のりを歩けました。
かなりヨレヨレになり
昔と今、違う自分に(´・ω・`)ショボーン
あの頃は若かったぁ。
こんなに疲れて無かったもの。
寄る年波には勝てぬ…ってこの事!?
そんな事を思うのはすれ違う登山者のほとんどが若者だったからもある!
15年前は、年上ばかりだったのに・・・・。
ふうぅぅ・・・、
いくら頑張っても、年をとる事には逆らえないって事ですね(^_^;)
大倉尾根を下山中に思い浮かんだ情景がありました。
それは栄光の岸壁(新田次郎著)で
主人公と謎の復員兵が大倉尾根を歩くシーンです。
帰宅した晩にそこだけ読み返してみたら、
謎の復員兵が塔の岳山頂で主人公に言うのです。
アルピニストの条件は4つだと。
1、健康な肉体
2、意志の強固
3、謙虚
4、情緒
なるほど ∈( ̄o ̄)∋
■今回のコースタイム
県民の森ゲート8:45---後沢乗越10:16---11:45鍋割山12:30---
---小丸13:02---金冷シ13:42---立花荘14:15---16:34大倉
お疲れ様。
さすがにクロちゃんはお留守番でしたか。
by LargeKzOh (2018-05-06 20:24)
LargeKzOhさん
そうです、クロはお留守番でした(^.^)
土曜日で混んでるし、
私自身に余裕が無かったので!
by komako (2018-05-06 21:03)
おはようございます。
念願かなって15年ぶりの丹沢、快晴で富士山も見えていいお仲間との山登り良かったですね~。
お留守番のクロちゃんは残念でしたが、、こうして行かないといけない場面はこれから多くありますョ(^^)/
若い頃には、思っても見ない経験を少しでも遅らせるためにポジティブにとらえて行きましょう(#^^#)
by チェストツリー (2018-05-07 09:51)
チェストツリーさん
15年の月日の長さを身をもって知りましたが、
天気、展望、花、メンバーに恵まれ、
とても素敵な山行ができました。
これからもクロを連れて行くのが難しい所は
夫にクロをお願いできる時に
出掛けようと思います。
クロを置いていくのは後ろ髪引かれますが・・・。
by komako (2018-05-07 10:08)
ワァ~~~なつかしい~~~
鍋割山行きましたよ~~
私ペットボトル 2リットル協力して持って上がりました(^^)/
私も その日は暑くて鍋割山の鍋焼きうどんなんて
食べれなくてかき氷食べました(笑)
見てるとまた行きたくなりますが ちょっと行けそうにないです(>_<)
by ピュアリン (2018-05-16 10:24)
ピュアリンさん
2リットルとは、すごいです!
頑張りましたね!
けっこう鍋割山は歩きごたえありますね。
それに見合うだけの素晴らしい山でした。
また行ける日が来るといいですね。
by komako (2018-05-17 14:20)