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金王桜 [犬連れ・その他の東京都]

先月のことですが、
コメントをくださるmiddrinn さんのブログで
「桜が創った日本」という本を知りました。
これを読んだら、お花見に深みが増すかしらと
図書館で借りて読んでみました。

その本で江戸三銘木の一つ、金王桜が
渋谷の金王八幡宮にあると知り、
3月24日、見に行ってきました。

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本殿の横の満開の桜が金王桜。
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この日、千鳥ヶ淵のソメイヨシノは咲き始めたばかりなのに
金王桜は満開を迎えてました。

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・・・・・金王桜について金王八幡宮HPより・・・・・

『金王桜は、長州緋桜という種類で、雄しべが花弁化したものも交じり、一枝に一重と八重が入り混じって咲く珍しい桜です。
当八幡宮の「社傳記」によれば、文治5年(1189)7月7日 源頼朝が藤原泰衡退治の下向の時、渋谷高重の館に立ち寄り当神社に現在社宝とされる太刀を奉納しました。
その際金王丸御影堂へ参り、父義朝に仕えた渋谷金王丸の忠節を偲び、金王丸の名を後世に残すべしと厳命し、鎌倉亀ヶ谷の館にあった憂忘桜をこの地に移植させ、「金王桜」と名付けたとされています。
また、江戸時代盛んに作られた地誌にも紹介されており、江戸三名桜の一つに数えられました。

金王桜は、現在に至るまで代々実生より育て植え継がれ、守り伝えられています。』


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金王桜はその実(種)で植え継がれて、
純粋さをアピールしてますが、
「桜が作った日本」の本にはこんな事が書いてありました。

桜は同じ樹のおしべとめしべでの間では受粉できない性質がある。
できた種には必ず別の樹の遺伝子がまざる。
だから種から育てると元の樹とは同じものにならない。

「実生」=種から育てた樹には必ず別の樹の遺伝子がまざる。
代々種から育てたからこそ、
今の金王桜は系統不明となったともいえる。

むむむ。。。

そうなると今の金王桜は遺伝子的には金王桜じゃない?

だとしてもあまり気にならない。

本殿の横にこうしてある桜は金王桜なのだ。


そして、時代が変わり、昔と違い周囲をビルに囲まれても
桜が咲けば昔と同じように花見客がやってくる。

この日は花見宴会をしていたグループがいましたよ。

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花より団子のクロ。
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早くおやつちょうだいと恨めしい顔してます(^o^;)


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middrinn

同書で、深まったのか、はたまた水をさされたのか、分りませんけど、
たしかに、その場所に変わらずある、ということがポイントかも(^^)
クロ様、実は、宴会に加わりたいというアピールだったりして(^_^;)

by middrinn (2019-04-02 12:11) 

komako

middrinn さん
おしい!人見知りだから宴会に
加わりたくないけど
御馳走いっぱいの宴会したいアピールだと思います。
本はまだ途中です(^^;)
by komako (2019-04-03 07:30) 

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